【NHL】ダックス王手

久しぶりのアイスホッケーネタになりますが、NHLは優勝チームを決める「スタンレーカップファイナル」の第4戦が行われました。対するはオタワ・セネターズアナハイム・ダックスというカナダとアメリカのチーム。ダックスが2勝した後にホームに戻ってセネターズが1勝してのGAME4でしたが、ダックスはエースのプロンガーを出場停止で欠いていました。

1ピリを見る限りSOG(ショット・オン・ゴール)が13-2で圧倒的にセネターズが攻めまくる展開から、終了間際の残り0.2秒にスウェーデン代表でもあるアルフレッドソンが先制します。ところが2ピリに入るとダックスが逆襲し、SOGは4-13と攻守が完全に入れ替わりました。中盤の1分間にマクドナルドが連続ゴールで逆転。1点目はマーチャントからのパスをバックドアから綺麗に決めました。ゴーリーのエメリーは、やや不安定な出来でしたね。2点目は相手DFのブロックが早すぎて、うまくかわしての得点でした。

しかしセネターズもヒートリーが押し込んで再度同点に。3ピリは一転してSOGが6-6というイーブンな展開でしたが、マクドナルドとセラニのダブルアシストからペナーが美しい決勝点をあげて逃げ切りました。

この試合、見るからにパックの滑りが悪く、選手もコンディションには苦労していた模様です。そのせいか、スコット・ニーダーマイヤーがアルフレッドソンの強いショットを体で受けてしまいもめる原因にもなったようです。アイスホッケーでは、サッカーのピッチ状態以上にリンク整備は難しいのでしょうね。これでダックスは王手をかけて、ホームのホンダセンターに帰ります。