【アイスホッケー】全日本選手権準決勝

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東伏見ダイドードリンコアイスアリーナで、全日本アイスホッケー選手権準決勝の日光アイスバックス東北フリーブレイズの試合を観戦した。ピリオド開始早々にバックスの選手が何でもないところで転んだり、パックが滑らずに止まったりという場面が見られたことから、リンクコンディションは良くなかったのかもしれない。

そのせいもあってか、序盤は双方ともバタバタした落ち着かない展開。バックス河
合龍一のペナルティからブレイズが田中遼のゴールで先制するも、そのわずか47秒後にバックスが寺尾兄のアシストから弟が見事なショットで畑の肩口を抜いて追いつく。2ピリ開始早々にパイアットのこれも美しく福藤の肩口を抜くゴールでブレイズが突き放すと、試合が荒れ始める。ブレイズのキルプレー中に乱闘が発生し、両チーム2人ずつがミスコンダクト。さらにバックスのペッテリが判定への不服を表してしまってゲームミスコンで退場してしまった。

バックスは、古橋のゴールで追いついて3ピリへ。しかし、ここからブレイズの攻撃がハマり始める。リンクを広く使ってゴール前で崩し、スティーブンソンと山田が追加点を挙げる。バックスも古橋がまたしてもゴールを決め、最後はゴーリーを上げて6人攻撃を仕掛けたが、なんとかブレイズが逃げ切った。

これで明日の決勝は、王子イーグルス東北フリーブレイズ。ブレイズにとって王子は決してやりやすい相手ではないが、今日の勢いをそのまま持ち込めば可能性は十分にあるだろう。