【NBA】ユタ・ジャズ終戦

今日のGAME5は、最初から勝とうとする気迫がまったく違いました。シュートタッチがまったく戻らないオクァーに、再度娘さんの手術のためにハーフタイムまで合流できなかったフィッシャーを欠いた布陣ではアウトサイドがまったく機能しませんでした。ブーザーもキリレンコも疲れからか、本来のキレはまったく見られなかったですね。

そんな中でハープリングとアラウージョは頑張っていましたが、ディー・ブラウンとギリチェックの出来はプレーオフを戦うには無理がありました。しかし、今季のジャズの戦力でここまでやれたことは、必ずや来季以降につながることでしょう。デロン・ウィリアムスは安易なターンオーバーを減らせば十分にトップクラスのPGとしてプレーできることを証明しました。ウィリアムス→ブーザーがストックトン→マローンに見えたとは言い過ぎかもしれませんが、僕にはその予感を見出したシーズンでした。

ここまで楽しませてくれたチームに、お疲れさまと言ってあげたいと思います。そして、来季にはますます期待しましょう。プロフェッショナルな試合運びを見せたスパーズは素晴らしかったけれど、パーカーとジノビリにはリングをあげたくないので、こうなったらぜひピストンズに勝ち抜けてもらいたいところです!