【bjリーグ開幕】大阪は今季も強い

NBAに続き、bjリーグも開幕です。富山グラウジーズ高松ファイブアローズを加えた今季は変則で、今日明日で2試合と水曜木曜で2試合の開幕となっています。有明コロシアム大阪エヴェッサを迎えての東京アパッチの開幕戦は、なんとプレーオフをも上回る9,170人を動員。元西武ライオンズ監督の東尾修東京アパッチ社長も、開門を待つブースターの列に握手を求めていました。

ゲームは昨季同様、守備の堅い大阪にてこずる東京という展開。昨季ほどマット・ロティックら外国人勢は目立たないものの、城宝や波多野、石橋らがよい仕事をしていました。ガードのサイズに難のある東京にとっては、シューティングガード城宝のアウトサイド攻撃は嫌です。青木康平牧ダレン聡をマッチアップさせざるを得ない局面では、かなり自由に打たせてしまいました。

東京はジョン・"ヘリコプター"・ハンフリーの出来がもうひとつで、新加入のマイケル・ジャクソンとジェレミー・マクガイアもまだ馴染んでいない状況。ニック・ビリングスアリウープなど、観客を盛り上げるプレーを見せていたとはいえ、インサイドでは仕事をさせてもらえません。去年よりリバウンドが取れているところは進歩ですが、チーム戦術を早く浸透させないと出遅れは必至でしょう。

懸念されたチアダンス・チームの「ガムQ」は、ジュニアとは思えない質の高いダンスで、しかもヒップホップ中心のMC Ume的選曲とくれば、拒む理由はありません。今季も有明は、クールな空間を楽しませてくれます。ほぼ満員の有明は壮観でしたが、敗戦が悔しいので明日もリベンジに行こうかと考えているところです。