展示については照明の当て方が素晴らしく、見学者も多くないのでゆっくりじっくりアートに浸れます。一番よかったのは、17~18世紀のオランダやイタリアの絵画。僕の好きなフェルメールに通じるような表情の描き方や、地図や楽器といったアイテムの使い方を多くの作品で垣間見ることができ、フェルメールの理解も深まりました。
印象派もゴッホやマネ、ルノワールなど数多くありましたが、有名な作品でもなく、またその画家の作風とはちょっと違って見える作品が多いです。でも、決して駄作ではなく、その画家の異なった一面が知れて興味深いです。ドガだけは相変わらずダンサーフェチ^^;でしたが…
現代美術でも、カンディンスキーやサム・フランシスもあって、幅広く楽しめます。全般的に言えますが、ノートン・サイモンはいい趣味をしていると思いますよ。インドの古代彫刻も、意外におもしろかったです。
http://www.nortonsimon.org/