【ボランティア】秋田でキャリア指導②

昨年に続いて秋田県大仙市の県立高校で、2年生が自分の将来のキャリア像を描くお手伝いをしてきました。会社がサポートしている社内のボランティア活動の一環なので、休日扱いですが有給なのです。総勢30名ほどの社員が秋田に集結し、6人程度のグループを受け持ちました。この学校ではキャリア指導が進んでいるので、思ったよりも具体的なイメージを持っている生徒が多かったです。内容としては自分のヒーロー/ヒロインを紹介してもらい、そこに近づくには現状の自分からどうすればよいかを一緒に考えていくセッションです。

一番印象に残ったのは、自分の父親がヒーローだと言った男子生徒。冬休みの父親が経営する建築会社でアルバイトをして、父親が部下に指示を出している姿が普段と違って頼もしく見えたから、将来はその会社を継ぎたいというものでした。僕がアドバイスしたのは、自分が父親の立場にいる姿をイメージして、自分だったらどうするかをいつも考えるようにしたらどうかということです。

女子生徒のひとりは、フォレスト・ガンプを自分のヒーローだと言いましたが、小学生のころから自分の考えを高めるために哲学の本を読んでいるとのこと。でも「頭でっかち」ではなく、運動や音楽などにも興味があって、筋肉をつけるにはどうしたらよいという質問までしてきました。

この高校での活動は2回目だけど、いつもこちらが教えられることも多く、元気になれます。終了後には先生の案内で角館のミニツアーをしてきたので、後ほどそちらもご紹介します。