【bjリーグ】大阪の守備は完璧

エヴェッサ・ブースターが大挙押しかけ、ナニワのノリでアリーナの雰囲気を優位にしてしまった感のある東京-大阪戦。結果は、アパッチの完敗でした。タイトな守備で何もさせてもらえなかった上に、攻守の切り替えの早さも圧倒的にエヴェッサが勝っていました。アパッチは、一見「ショットが決まらない」「インサイドに入らない」ように見えるけど、実際は寄せられて十分な体制を取れず、カットインする隙もなかったという状況です。そんな堅い守備の餌食になった仲西は、ズタズタでした。

1Qは仲西が攻めのリズムを作れないばかりか、ちょっとした油断からボールを奪われて完全にペースを渡してしまいます。それでも2Qは、青木康平と仲摩の活躍で競った展開に持ち込みましたが、仲西の再登場が完全に裏目。今日の仲西は無得点、無アシスト、リバウンドが1つだけと散々でした。ハンフリーもピペンもダンクをやる余裕もなく、単調なプレーに終始。この守備と、奪ってからの素早い展開では、大阪は優勝に一番近い気がします。

チケット料金を下げた割には観客の入りはイマイチだったみたいだけど、盛り上がりは上々でしたよ。負けちゃったけど、アリーナの雰囲気は十分に楽しめました。今後のアパッチを崩壊させないためにも、まず明日、仲西に自信を取り戻させて欲しいところです。