【NHL】エンプティネットの興奮

今週のスポーツアイの中継は、カロライナ・ハリケーンズデトロイト・レッドウィングスの一戦。1ピリの段階で3-0になったときは、一方的な展開に見えた。それというのも、デトロイトゴーリー・レガシーの出来がひどかったから。1点目は遠めからのショットを決められ、3点目はゴールネットの裏を回り込んだコールが、無理やりねじこんだもの。2点目はきれいなパスワークからの得点だったけど、後の2点は余計だった。

ところが、ここからデトロイトが巻き返す。40歳のキャプテン・アイザーマンが、相手ゴーリーと交錯しながらも力でねじ込み返して反撃ののろしを上げた。2ピリにさらに1点を返して、1点差のまま3ピリも終盤。残り2分を切ったところでおあつらえ向きにカロライナがペナルティをとられて、デトロイトが1人多いパワープレイのチャンス。しかも、ここでデトロイトゴーリーを下げて6人攻撃に出た。動ける選手が6対4で猛攻を仕掛けるが、文字通り身を挺して守るカロライナから、結局点を奪えず敗戦してしまいました。実況の「語りべ」こと加藤じろうも言ってたけど、この最後の2分間だけでも十分楽しめる一戦でした。

そういえば、カロライナのガーバーはHocky Dr.さんが注目しているスイスのゴーリーだね。トリノにも、出てくるのかな?