【日経】夕刊が新紙面に

日本経済新聞が、今日から夕刊の紙面を一新した。僕が気づいたのは、実際に夕刊を手にとって最終面を見たとき。これまではテレビ欄があったのに、朝刊と同じような、しかも朝日新聞を意識したかのような文化関連のコラムが・・・ テレビ欄を見るのにいちいちページを開くのも面倒だし、だからといってテレビ欄が見えるように折り返しておくのも、捨てる際に手間がかかる。

しかも一面の題字下に天声人語風なコラムと、「おじさんは怒ってるぞ」なるシリーズもはじまっていて、南伸坊のイラストまである。ここまで来ると、朝日新聞の模倣かと叫びたくなるよ。そう思ってみると、イラストがフジ三太郎に似て見えてくるしね。

確かに日経はもともと「経済紙」だから、文化やスポーツは物足りなかった。でも、だからといって既存紙に追随したんじゃ、存在意義がないんじゃないだろうか。テレビ欄の移動だけでもマイナスイメージなのに、これははっきり言って失敗。ただでさえ、ニュースはほとんどネットで読んでいるから、購読を止めようかと思ってるくらいです。