【TOKYO JAZZ】マンハッタン・トランスファーとオマーラ

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TOKYO JAZZでマンハッタン・トランスファーとオマーラのそれぞれ素晴らしいステージを堪能しました。マントラのステージは、数十年前に中野サンプラザで見て以来。スウィング系のナンバー中心のセットで、まさにジャジーな雰囲気でした。この流れだと、一番聴きたかった曲はないかもしれないと思っていた終盤に、アップテンポの拍手が促されたので、「ん? これはもしかして!」と募る期待に、あのフレーズが低音で響いて…

無事にBirdlandを聴くことができました。ラストはTequilaで、僕としてはBoy from New York Cityも聴きたかったけど、Birdlandの興奮が醒めやらない状態だったのでノープロブレムです。

そして、休憩を挟んでブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブのボーカリストにして87歳のディーバ、オマーラ・ポルトゥオンドがオルケスタ・デラ・ルスと登場。NORAとの絡みやキューバの弦楽器ラウー奏者のバルバリート・トーレスのライトハンドのようなフレーズのソロもあり、サルサにモダン・キューバン・ジャズにソンと楽しませてくれました。オマーラがディレイなのか入りを忘れているのかわからないような歌い方をしても、バンドメンバーはブレもせずにしっかり進行してゆきます。

オーディエンスは年齢層高めだったけど、どちらのステージも1階席は総立ちでノリノリ。さすがの実力ですが、マントラは昔よりオーディエンスの乗せ方が確実にうまくなっていました。ソロの音程は、ちょっと怪しかったけど…