【Disney+】オビ=ワン・ケノービ E1&2

いよいよ始まったオビ=ワン・ケノービだが、いきなり2話同時配信で全6話なので、あっという間に終わってしまいそうだ。スターウォーズでいえばエピソード3と4の間、ベンとして隠遁生活を送っていた時代が描かれるはずなのだが、ここまでの2話を見る限りではレイア姫の幼少期をたどっているような作りになっている。

ヴィヴィアン・ライラ・ブレアが演じるレイアは、気が強くて正論を吐く、ある意味めんどくさいタイプの女子。吹替はかなり難しそうな気がするが、ところどころ違和感のある部分はありながらも無難のまとめている印象だ。日本語のテキストはよくできていて、レイアの雰囲気をうまく伝えている。逆に言うと、まだオビ=ワン自身があまり目立っていないので、このままレイアのストーリーなのか、途中で切り替わるのかが非常に気になるところだ。

スターウォーズのスピンオフに僕が期待するのは、タトゥイーンなどの星の大自然や異民族が交流する都市の風景。ボバ・フェットではこれらがふんだんに描かれていたのだが、本作ではややポーションが減ってしまった気がする。全6話なので、描くべきシーンが山盛りなのかもしれないが、スターウォーズらしさを醸し出すのは、やはり惑星の世界観。これを蔑ろにはしてほしくない。あと残り4話での展開に注目しつつ、惑星の世界観にも期待しよう。