エピソード6の最後に大きな決断を迫られたグローグーだったが、あっけないくらいあっさりとした形で答えが示される。これはこれでアリだとは思うものの、もっと経緯を見たかったという気持ちは拭えない。まあ、考えてみればこれは「ボバ・フェット」であって「マンダロリアン」ではないので、この程度にしておく必要があったのかもしれない。いずれにしても、僕が望んでいた結果に終わったので安心している。
今回はバトルシーンが満載。主要キャラクターがそれぞれに活躍するシーンを割り当てられ、これからの展開に向けて印象が強まったように思う。フェネック・シャントが中盤で消えていてどうなるかと思ったが、終盤で登場した。しかし、影が薄くなったような気がするので、ここからの展開で位置づけが変わる予兆なのかもしれない。MCUが若手への世代交代が進められていることとも、それならば符丁が合う。
ポストクレジットに謎のシーンが出てくるが、これはネットの情報によれば第3話でランコアの世話をしていた人物で、ダニー・トレホが演じている模様。ランコアはバトルでも大活躍しつつ扱いにくさを示しているので、ここからの展開にどのように絡んでくるのか、大いに期待できそうだ。
