【ドラマ】エージェント・オブ・シールド

2/26のファイナルシーズン配信開始に向けて、一度見ている妻と見ていない僕が1月中旬にシーズン1からの一気見を始め、無事に完了したもののファイナルシーズンに「エージェント・カーター」のキャラクターが登場することを知って、こちらも全18エピソードを一気見。満を持してファイナルシーズンに臨んだ。

エージェント・カーターで主人公ペギーとは結ばれなかったダニエル・スーザが重要な役回りを担っていたので、「カーター」を見ておいたのは正解だった。彼のバックグラウンドを知っているのといないのとでは、このシーズンの味わいはまったく別のものになってしまうだろう。設定には無理もあったし、そこにいるというだけのエピソードも少なからずあったが、それでもスーザの存在価値は大きかった。

このシーズンでは、過去にジャンプしながらいくつもの伏線を回収してゆく。全体のストーリーは飛躍も多く、何が何だかわからなくなってくるし、フィッツとシモンズの理屈も取ってつけたようなものなのだが、総集編的な位置づけだと思えばそれもまた許せるというものだ。

ラストシーンはエージェント・ケーニグが締めるか、もしくはディークの誕生が描かれるかという期待をしていたが、さすがにそこまでは叶わなかった。それでも、いかにもコールソンらしい終わり方ではあったので、十分満足できた。スピンオフでもいいから、まだまだ続けて欲しいと願うファンは全世界にたくさんいることだろう。特にボビーとハンターのその後が、僕は気になっている。