【学習塾殺人】親は何を望んだか

京都の宇治で起こった、学習塾の殺人事件。塾に行くのに問題集を忘れていく生徒に、言う事を聞かないからと包丁を準備する講師、そして子どもが嫌がってもその講師の授業だけ受けないことで済ませる親。塾に通う目的とか、問題が起こったときの対処とか、すべてが無責任というか思考停止状態になっているように思う。塾なんだから、どんな指導がされているのか、それが子どもにとって意味があるのかを検証するのは親のはず。塾のお金を出すことで、自己満足していたのではないだろうか。

塾には、講師の紹介が貼ってあったという。容疑者の紹介文には、氏名の横にハートがついていたり、子どもにウケるような内容だったり。もしかしたら、親や生徒や講師にとって塾は勉強する場所じゃなかったのかもしれないね。しかも、停学中の学生だったなんて、笑うに笑えません。