【バスケB3】サンレーヴスvsライジング

B3リーグ初観戦は、大田区総合体育館での東京サンレーヴスライジングゼファーフクオカとの一戦。元アパッチブースターとしてサンレーヴスの試合を見るのは、元フリエサポとして横浜FCを見る感覚だ。サンレーヴスには仲西がいるし、ライジングにはbjリーグ時代から活躍している北向やジョシュ・ベッパーズがいるので、時代の懐かしい感覚で観戦しよう。

奇数Qはオンザコート1、偶数Qは2という外国人制限があり、これが難しいところ。サンレーヴスは奇数Qにアンダーソンを起用し、偶数Qにはマケルロイを併用する。序盤のサンレーヴスはディフェンスが乱れ、フィジカルコンタクトで飛ばされてしまうなど、首位ライジングとの力の差を感じた。特に亀崎のシュートタッチがまったく合わず、チャンスをつぶしてしまっていた。

ところが、4Qに入ってじりじり追い上げたサンレーヴス。見どころはマケルロイのスティールだった。長い手を巻き込むように伸ばして相手からボールを奪うテクニックは、見る価値がある。そして3点差で迎えたタイムアウト明けのプレーで、サンレーヴスは3Pを亀崎に託して失敗する。これが今日の最大のヤマ場だった。結果は67-69でライジングが逃げ切ることになった。

ゲームそれ自体はとてもおもしろかったのだが、イベントの運営はひどすぎた。ハーフタイムショーに出る子どもたちを2Qのインプレー中に移動させた結果、その親たちが子どもを正面から見るために反対側のスタンドに民族大移動をはじめたのだ。2Qの中盤以降は、まったく試合に集中できなかったばかりか、目の前に立たれてしまった。さすがに苦情を伝えて座ってもらったが、このオペレーションは最悪。プロスポーツの経営基盤を作りたいなら、子どもをネタに集客を図ってはいけない。本来のファンを失うことになりかねないからだ。