アメリカ人のツッコミ【メール編】

外資系の会社では、承認権限を持った管理職が休みや出張で不在になるとき、自分の権限を誰かに委譲することがよくあります。それも、ただ関係者にメールを送って「いつからいつまで、何々の権限を誰それに委譲します」と知らせるだけ。前の会社で僕の上司が出張するので、僕に承認権限を委譲するメールを関係者に送りました。

"I will delegate my signing authority to T-san(Tさんに承認権限を委譲します)"って書こうとした彼女は、nとgの順番を間違えて"signing(承認する)"を"singing(歌う)"とタイプしてしまったんだ。それを見たアメリカ人の大阪支店長が全員に返信で、"I hope T-san will make good tune!(うまく歌えるといいね!)"。さすがに、誰もそれに対しては反応しなかったんだよね。

その翌日、彼にだけ返信で"Can you hear me singing for K-san?(僕がKさんの代わりに歌っているのが聞こえるかい?)"って送ったら、「誰も反応してくれなかったから、落ち込んでたんだ。ありがとう」だって・・・ 僕の英語は下手くそだけど、こういうところで少しずつアメリカ人の心証を良くするように心がけてます(^^;