【上海旅行記】上海ビエンナーレ

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今回の弾丸上海で一番の目的は、この上海ビエンナーレでした。きっかけは、「美術手帖」の上海現代アート特集を読んだことで、伝統的ではない部分に興味を持ったんです。もうすぐ会期が終了してしまうので、すべりこみセーフ。映像とインスタレーション中心の展示は、自由な感性にあふれた今の上海を映したような雰囲気があります。アプローチはどこかで見たようなものもありますが、散りばめられたオリジナリティに自己主張を感じました。

来館者は若い人、とりわけ女性が多かったけれど、日本のように静かなアーティスト然としてはいなくて、iPhone片手に撮影しながら仲間と盛り上がっています。このあたりは、イマドキの女子として日本や欧米に近いと思いました。

会場のオペレーションはシステマチックながら、どこかふんわりしたところもあって、日本のように細かいところにこだわっていない印象。この印象は、今回の上海旅行全体を通して感じたことでもあります。