JTBのクーポン3万円分の使い道を検討した結果、ユニバーサルスタジオジャパンへの妻と2人での1泊旅行の一部に使うことに。パークフロントホテルの宿泊とUSJチケットで約8万円のところを、実質5万円にすることができました。大阪までの往復は、コロナ禍の影響でメルボルン旅行を中止した分のe-JALポイントを使って、JALのクラスJを確保。天気も雨が避けられそうで、順調な旅行のはずでした。
JAL117便に搭乗し、離陸を待っていたはずでしたが、実はバードストライクが発生した他機の影響が一時滑走路が閉鎖されていて、30分以上の遅延になってしまいます。もともと伊丹空港では、USJ行きのリムジンバスの時刻まで55分あったので、時間をどうつぶすかに悩んでいました。ところが、この遅延の影響でギリギリ間に合わず、結局梅田のハービス行きリムジンバスに乗り、大阪駅桜橋口のタクシー乗り場がすぐに乗れそうだったので、タクシーで一路パークフロントホテルに向かってチェックインを済ませました。シティビューの予約でしたが、パークビューにアップグレードしてくれていて、飛行機のマイナスは取り返した感じです。
伊丹から直接タクシーでは、下手をすると1万円近くかかる可能性がありましたが、大阪駅からなら3,800円で、リムジンバス代を足してもまずます予算内に収まりました。僕としてはお金よりも時間だったのですが、もともとパークインは4時ごろを見込んでいたので、結果的には予定通りに進められました。
あまり予習をしていなかったこともあって、パーク全体の構成が頭に入っておらず、どこに何があるかを園内マップで確認していると、すかさずスタッフが声を掛けてくれます。いろいろ教えてくれた上に、ファーストビジットのシールもくれて「これがあれば、また別のスタッフが声を掛けてくれますよ」と。このあたりは森岡毅氏率いるコンサルティングファームの刀が導入した考え方で、消費者のインサイトを踏まえた体験価値の追求なのでしょう。
パスは1.5日のものですが、翌日にJTBの特典「ニンテンドーワールド入場確約チケット」と「ファストパス1」が使えるので、初日はショーを中心に見る予定。まずは狙っていた「シュレック4Dアドベンチャー」を見て、続いて「シング・オン・ツアー」へ。シュレックは4Dならではの臨場感を堪能し、シングは音楽に浸ります。ただ、シングのシアターの音響がいまひとつだったので、もったいない気がしました。
お腹が空いたので、何かスナック的なものを食べようと探すも、どこも大行列。あきらめてスヌーピーグッズの下見をしつつ、クリスマスツリーのイルミネーションを楽しんだりして、最後は「ユニバーサル・モンスター・ライブ・ロックンロール・ショー」。関西弁で盛り上げるビートルジュースの台詞は、外国人には伝わっていなのがもったいないくらいでした。知っている曲が多かったので、僕もマスクの中で密かに口ずさんでいました。
クリスマスツリーは昼間もきれいですが、夜はまた違った雰囲気があって素敵なので、見比べてみることをお勧めします。
この日の夜は貸し切り営業のため19:00に営業終了。そのせいでユニバーサルシティウォークに人があふれ、夕食を食べるにも苦労しました。