【IPTL】奈良がセリーナに勝利

テニスのエキシビション大会、インターナショナル・プレミア・テニスリーグ(IPTL)のジャパンレグが神戸で開催されました。今年は「ジャパン・ウォリアーズ」が編成され、錦織圭シャラポワ、コールシュライバー、エルベール、パエス奈良くるみらが参戦。この大会は男子シングルス、女子シングルス、ミックスダブルス、男子ダブルス、レジェンドを各1セット戦い、セット数ではなく獲得したゲーム数で競うものです。

ジャパン・ウォリアーズはシャラポワとレジェンド枠のサフィンが不調で、3日間とも負けてしまいました。しかし、最終日の第5セットに登場した奈良くるみが、フィリピン・マーベリックスセリーナ・ウィリアムズを6-4で破ると言う快挙を達成したのです。

確かに「たかがエキシビション」なのですが、内容も悪くなく、特に奈良のワイドサーブはセリーナを十分苦しめていました。セリーナを破った奈良は本当にうれしそうで、不慣れな英語でのインタビューでも笑顔でしたね。サフィンには気に入られてしまったようで、お姫様だっこで登場したりハイタッチで背の低さをからかわれたりしていました。奈良にはこれで自信をつけて、一皮むけて欲しいものです。