チャウエンビーチ・ロード沿いには、似たような感じのシーフードの店が並んでいます。「ステーキ」という看板の店は、要はグリルということでカバブや串焼き、バーベキューといった内容です。ホテルから近いということで選んだこの店は、なぜか「シドニー」という店名ですが、店員もオーナー風の人も明らかにタイ人でした。
オープンエアのテーブルにつき、まずはローカルビールの「チャーン」をいただきます。チャーンはタイ語で象という意味。シンハーよりもローカル度が高いので、僕はこれがお気に入りです。2品オーダーしたら同時にサーブされたのですが、ニンニクの芽と豚挽き肉の炒め物、それにパイナップルとカシューナッツの炒飯です。どちらもタイっぽい味つけですが、食べやすくて悪くなかったです。
ただ、さすがマイペンライの国。サービスはイマイチでした。ウェイターはまともだったのですが、キャッシャーの女子がダメダメ。お勘定を頼む前に伝票を持ってきたのですが、開いてみると他のテーブルのお釣り。お勘定を頼んでから持ってきた伝票には、今度は頼んでいないものが300バーツ分くらい含まれていました。もちろんその分は修正させたけど、料理が悪くなかったのに後味は最悪でした…