【京都―大分】プロ失格の内容

大分トリニータのゲーム内容は、あまりにもひどかった。為田のゴールは素晴らしかったが、後半は目も当てられない。失点後のキックオフが直接タッチを割り、GK上福元のスローも直接アウトに。DF陣は山口も安川もまったくチャンスを作れないばかりか、相手をかわし損ねてピンチを招く。MF兵働がボールをタメているときに、ボランチの相方である松本昌也のポジションは兵働より後ろなのだ。そして、その兵頭もショートカウンターを狙ってというよりは、詰められるのを恐れて無駄に早くボールを離す。

これはもう戦術以前の問題であり、お金を取って試合を見せるプロのすることではない。僕もこのブログでずっと田坂前監督の采配を批判してきたが、「鍛え直す」という彼が繰り返したお題目はあながち間違っていなかったのかもしれない。このチーム編成で「優勝を目指す」と社長に宣言させてしまった取締役強化部長がいまや監督となっているのは、皮肉としか言いようがない。

次節のセレッソ戦の後は、3週間空く。ここが最後のチャンスだ。課題だらけの現状で何から手をつけるかと言えば、サイドで起点を作ることと中盤でのキープ力。まずは3バックに変更して、山口に仕切らせる。4バックになじめない山口も、これなら言い訳はできない。そして、サイドには西と松本怜を置き、真ん中をダニエル、兵働、為田で固める。ダニエルがいれば、兵頭のDF力不足とプレッシャー恐怖症は軽減できるhずだ。安川と伊佐は、もういいだろう。本来は補強に期待したいところだが、ここ数年はほとんど失敗しているだけに諦めるしかなさそうだ。