【Bunkamura】ボッティチェリとルネッサンス

渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催されている「ボッティチェリルネサンス」を訪れました。この展覧会は、ボッティチェリがタイトルに謳われていて彼の作品がメインではありますが、アートを楽しむというよりは往時のフィレンツェの雰囲気を味わう構成です。

友人がFacebookで「フィレンツェを訪れたくなった」と書いていたのですが、まさに僕も共感します。その意味でフィレンツェの雰囲気を伝える狙いは、十分に実現できていると言えます。メディチ家を支えた昔の銀行の様子は、11月に訪れたユニバーサルスタジオ・オーランドにあるハリー・ポッターの「グリンゴッツ銀行」のようですね。

純粋に美術作品としては、500年前のフレスコ画とは思えない「受胎告知」の鮮やかな色遣いと筆致が好きです。それにしても、修道院に描かれていたフレスコ画を美術館に移設して展示しているウフィツィ美術館はさすがです。

http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/14_botticelli/index.html