【シカゴ旅行記】アドラー・プラネタリウム

元日のシカゴは、意外と通常営業モードでした。美術館とライブハウスは軒並みクローズだったものの、東京なら銀座に当たるショッピング街の「マグニフィセント・モール」のブティックやデパートも普通にオープンしていました。

イメージ 2

朝から雪が降る中、僕が選択したのは「アドラープラネタリウム」。実態はプラネタリウムというより、天文学の博物館でした。雪のせいで最寄りの駅から歩いて30分かかってしまいましたが、途中の公園では市民マラソンを開催していて、寒そうな顔をしたランナーが何人も走っていました。途中、ミシガン湖畔を通りますが、流氷かと思うくらいの寒々しい風景です。

イメージ 1

やっとの思いでアドラープラネタリウムに着くと、さすがにガラガラでした。ほぼ貸切の状態で惑星や太陽、星の一生などに関するインタラクティブな展示を楽しみましたよ。星のデータから特異点を読んで入力することで、調査に参加することもできます。子供の頃、天文に凝っていた時期がある僕にとっては、ウキウキしてしまう展示でした。1913年に作られたプラネタリウムもあり、マヤや中国の文明の中での天文学を紹介する展示も充実しています。

そして、300人くらい入りそうなシアターで「3D SUN」という太陽に関する作品を、3Dグラスを着用して鑑賞したのですが、これも僕一人のために上映してくれたのです。寒い中大変な思いをして出掛けただけの価値は、十分にありました。