【村上春樹】新刊発売の喧騒

村上春樹の新刊「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」が、今日発売されました。テレビのニュースでは午前0時に発売した書店の様子や、待ち切れずに読み進めている人の感想などを取り上げていましたが、明らかに騒ぎ過ぎな印象です。朝の通勤途中に赤羽駅で購入しようと思ったのですが、店の前で「村上春樹の新刊発売です!」と呼び込みまでしていたので、興ざめしてスルー。

結局渋谷駅で、ひっそりと積まれていたものを購入しました。まだ30ページほどしか読んでいませんが、序盤はかなり説明的な展開です。春樹の長編の中では短めな作品だけに、虚構の世界をファンタジックに作り込むのではなく、かなり現実的な世界観になるのでしょうね。明日は出勤なので一気には読めない状況ですが、それでも早い時期に読み終わってしまいそうです。

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