【スーパーボウル】49ers惜敗

第47回スーパーボウルは、ニューオーリンズスーパードームで開催されました。アリシア・キーズの国歌斉唱は観客をじらすように、ゆったりとした歌唱。そしていよいよキックオフです。序盤は完全にレイブンズがペースをつかみ、QBフラッコのパスが決まります。前半は20-6というスコア以上に内容には差があり、49ersのQBケイパーニックの出来の悪さと後手に回るディフェンスが目立ちました。

ハーフタイムショーにはビヨンセが登場。デスティニーズ・チャイルドの曲も含めたステージはきらびやかでしたが、生でスタジアムで見る人にはどれほどアピールしたのでしょうか。まあメインはフットボールなので、あれで十分なのかもしれませんが…

そして3Qが始まってすぐ、まさかのキックオフリターンをレイブンズのWRジャコビー・ジョーンズにきめられますが、直後にスタジアムが停電に見舞われて35分中断するというハプニング。再開すると、流れは一気に49ersに移り、ケイパーニックからクラブツリーへのTDパス、ゴアのTDラン、そしてFGで28-23と5点差に迫ります。4QにはTDの後、2Pコンバージョンで同点を狙うも失敗。34-29で迎えた残り2分に、惜しいパスがいずれもインコンプリート。最後は49ersがセイフティで2点を追加するも、レイブンズが逃げ切ってスーパーボウルを制覇しました。

双方の監督が兄弟という対決は、NFL経験のない兄の勝利でしたね。49ersファンの僕にとっては残念ですが、ここまで来てくれたことを喜びたいと思います。ケイパーニックにポジションを奪われたアレックス・スミスが、ベンチでケイパーニックにアドバイスしている様子が印象的でした。