【ニューヨーク旅行記】METオペラを鑑賞

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僕にとって海外初オペラは、METことメトロポリタンオペラの「トゥーランドット」でした。リンカーンセンターのオペラハウスは雰囲気も抜群。今回はドレスサークルの一番端の席でしたが、音もよく聞こえたし、視界も十分に確保できました。不思議なことに、奇数の席番が舞台に向かって右サイドで偶数が左サイドなので、20番の隣は22番なのです。

この夜のオペラで荒川静香トリノのフリーで使って有名になった「誰も寝てはならぬ」はもちろんよかったけど、トゥーランドットが「その名は愛」と歌う際の迫力もすごかったし、リューが叶わぬカラフへの思いを歌い上げる叙情もたまらなくよかったです。オケがちょっと緊張感を欠いていたようにも思いますが、オケピの中では集中もしにくいでしょうね。舞台装置も衣装も無駄なほどに豪華で、十分に満足しました!

ただ、舞台転換に時間がかかるためか、第1幕が35分くらいなのに第2幕の幕間が45分も空きます。ほとんどの観客はロビーでシャンパンを飲んだりしてゆったりと次の幕を待っていました。僕はシャルドネの白ワインをグラスでいただきましたが、すっきりとした辛口でおいしかったですよ。終演後の拍手は、しつこいくらいカーテンコールを求める日本とは違い、かなりあっさりしていました。

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