【クラブワールドカップ】チェルシーを観戦

行ってきました、新横浜! 冬場でスタンドも盛り上がらないということで、これまでトヨタカップクラブワールドカップは避けてきたのですが、今年はチェルシーが来日ということで思わず準決勝のチケットを確保してしまいました。仕事を終えて東横線から菊名横浜線に乗り換える際、並んでいた扉では乗り切れずに、あわてて奥の車両に走って乗り込みました。新横浜からの長い道のりでは、足がつりそうになりながらも、どうにかキックオフ直前にスタンドにたどりつきました。

目の前をツェフが、フェルナンド・トーレスが、マタが動いている。それだけで、もう興奮気味でした。チェルシーは長いパスを多用するフランス風のサッカーを堪能させてくれましたが、それはまさに僕の大好物。オスカルからアシュリー・コールとわたりマタが決めた先制点に歓喜しましたが、それ以上に素晴らしかったのはミケルとダビド・ルイスの中盤。読みとカットの技術は、ありがたみすら感じるほどでした。ただ、そこからの展開で前線のオプションが足りない点は、物足りなさを感じましたが…

そして後半には、期待していたフェルナンド・トーレスの生ゴールを見ることができました。前半終了間際にアップのためにゴール裏に向かっただけでマタのゴール以上にスタンドを沸かせたランパードが、後半途中にジャージを脱いだ瞬間、スタンドは再び大いに盛り上がりました。僕も「おおっ!」と声を出してしまいましたよ。ランパードは試合勘が戻っておらず、動きはまだまだでした。

完封を逃したことはもったいなかったのですが、これだけのゴージャスな試合を生で見ることができて大満足です。決勝のコリンチャンス戦では、同じようなパフォーマンスを期待するのは難しそうではありますが、結果を求めて欲しいと思っています!