【プレミア】チェルシー不安な勝利

久しぶりにNHK-BSで観戦したプレミアシップは、チェルシーとノーリッチの一戦。前半にボジングワのゴールでチェルシーがリードし、ホームのスタンフォードブリッジで余裕にあふれるプレーを見せていたのだが、追加点を奪えないままに追いつかれてしまう。

主軸であるGKツェフとMFエッシェンを欠いた布陣で、ビラス・ボアス監督の選択はGKにイラーリオだった。同点に追いつかれた場面では、イラーリオとDFラインの間に入れられたクロスに混乱してイバノビッチが触れなかったところから押し込まれたもの。その後にも、GKとDFの連携が悪いシーンが見られ、守備面ではかなり不安だ。GKの選択が、監督と同じポルトガル人だからという理由でないことを祈りたい。

一方、攻撃面では楽しみがある。途中出場したMFマタとFWルカクの動きは素晴らしく、ルカクのキープ力があればフェルナンド・トーレスドログバも活きることだろう。ただ、そのドログバがゴール前での競り合いで頭部を打ち、そのまま退場してしまった。控えが充実しているとは言え、看板選手のドログバがいないのでは面白くない。早く回復して欲しいところだ。