【パリ旅行記】モンサンミッシェルへ

パリ滞在の2日目は、モンサンミッシェルへの日帰りツアーです。実は前夜からあまり寝られないまま、朝を迎えてしまいました。ツアーの集合が7時だったのですが、6時前にホテルを出てシテ島ノートルダム大聖堂を見に行き、そのまま集合地点のパレ・ロワイヤル広場に向かいました。今回はAlan1を経由してエミトラベルのツアーを利用。モンサンミッシェルへの途中で、ラブイユというノルマンディ地方の街に立ち寄るものでした。バス2台に約100人という、驚異の人気ツアーです。

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セーヌ河畔からローランギャロスを抜け、バスはノルマンディを疾走します。りんごの低木に木造家屋、牛の群れというのどかな眺めに癒されました。そして2時間弱でラブイユに到着。ここは、「家なき子」を書いたエクトール・マロの生まれた村です。クレープリーやパン屋など少しだけながらお店もあり、僕はパン屋で朝食にパン・オ・ショコラを買って河畔のベンチで食べました。なんとなくドイツのライン川沿いのローテンブルクなどの街を思わせる雰囲気でした。

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そしてさらに2時間半ほどでモンサンミッシェルが見えてきます。まずは全容が一望できるスポットで撮影タイム。潮は引いていましたが、川の流れの向こうにモンサンミッシェルの威容が姿を見せています。残念ながら今日はレイバーデイのため修道院がクローズでしたが、モンサンミッシェルの一番の魅力は遠景にあります。

観光地化されてレストランや土産物屋が立ち並ぶグラン・リュには、たくさんの観光客がいました。日本人も多かったけれど、やはりフランス人がほとんどでしたね。3時間のフリータイムは昼食と島を一周するにはちょっと余り気味でした。

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駐車場から見上げたモンサンミッシェルはこんな感じ。せり上がる城壁のような建築に圧倒されます。あまり寝ていなかったこともあって、往復の車中はほぼ寝て過ごしました。それが可能だったのも、バスツアーならではですね。エミトラベルのガイド・長原さんは、丁寧な説明をしてくれて満足でした。