【ナイト&デイ】娯楽はこうでなきゃ!

2月4日の今日がDVD発売日ですが、レンタルショップに昨日すでに並んでいたのでフライングで見ることができました。原題は「Knight and Day」で、もちろん「昼と夜」に掛けてはいるものの、意味は「騎士と一日」ですね。トム・クルーズとキャメロン・ディアズというキャスティングだけで、十分に興味がそそられてしまいます。

見始めると、110分があっという間。リアリティはかけらもないけれど、「エンタテイメントはこうでなきゃ!」と思えるようなスリリングなシーンがテンポよく展開していきます。トム・クルーズは2枚目というよりは、「やり過ぎ」キャラとして笑い飛ばすのがよさそうです。スパイ映画の醍醐味は世界各地を舞台とすることですが、本作でも眠らされたキャメロンが目覚めたら大西洋のアゾレス諸島で、次に目覚めるのはアルプスを走る列車の中と、美しい背景を映像で追いながらの逃亡です。

展開には無理があるし、主人公の2人以外は率直に言ってどうでもよいです。見る側が先を読む通りに進めてくれるのを「ベタ」と嫌うか、ニヤリとして楽しむかは、見る側の自由でしょうね。僕はこの手の映画は大好きです。最近の007と比べても、段違いで楽しめると思いますよ。

http://movies.foxjapan.com/knightandday/#