【ミッション:インポッシブル】ゴースト・プロトコル

ホノルルへ向かうJALの機内で見たものの、大事なシーンをことごとくウトウトして見逃してしまい、話の筋がまったくわからなかった「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」。帰りの便で見直してみると、なるほどそういう展開だったのかと納得してしまいました。

今回の舞台は、ロシアからドバイ、そしてインドからブダペストへ。鍵になるのはドバイで、そこを中心にプロットを作ったらモスクワとムンバイになったという印象です。ドバイの高層ビル「ブルジュ・ハリファ」で展開する2組のミーティングを同時進行させるアイデアや、砂嵐のUAEで繰り広げられるアクションは秀逸です。ただ、見せ場のはずのトム・クルーズが走るシーンで、彼の走り方が全然かっこよくないのは、如何ともし難いですね…

脇を固めるエージェントや敵役が十分キャラの立った設定なので、いかにもな展開にはなりますが、混乱することもなくストーリーを追えます。今作はトム・クルーズ演じるイーサン・ハントの妻ジュリアがチョイ役ながら、重要な意味を与えられています。最後の最後で、ある意味「どんでん返し」が待っているのはご愛嬌でしょうか。

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