【映画】The Other Woman

率直に言って、微妙な作品です。主演のキャメロン・ディアスは彼女らしい演技で存在感を示していますが、レスリー・マンとケイト・アプトンのキャラクター設定がベタすぎる上に、ストーリーに納得感がないのです。まあ、コメディにストーリーを求めてはいけないのかもしれませんが、あまりにも都合のよい展開なんですよね。

女たらしのマークの妻と恋人2人が手を組んで、マークを痛い目に合わせます。その流れは痛快で楽しめるのですが、ラストでレスリー・マンが起業したり、ケイト・アプトンが別のパートナーを見つけるあたりは作りすぎな印象なのです。期待しすぎなければ、機内の時間つぶしには十分な作品ではありますが、これを劇場で見るとなるとちょっと厳しいと思います。

日本での公開は未定のようですが、さすがにもうキャメロン・ディアス主演というだけでは売れないのでしょうね。僕が初めて彼女を見たのは、「メリーに首ったけ」の試写会。あの作品は、もう16年も前なんですね。

http://theotherwomanmovie.com/