【サイパンダイビング】グロットで光のカーテン

午前中にオブジャン、ラウラウと潜ってショップに帰り、お弁当でランチです。そして午後からはサイパンダイビングの代名詞とも言える「グロット」へ。午前中は海況がよくないとのことで、深場ではありますが午後に行くことが多いようです。駐車場に着くと、すでにかなりのダイバーが。まずは展望台から洞窟を望みながらのブリーフィングですが、僕はガイドとマンツーマンになりました。

イメージ 2

#3: グロット / 水温28℃ 透明度25-30m 最大深度22.0m 潜水時間35分

このポイントは、まず器材を背負った状態で117段の階段を下り、大きな岩場に渡って3mほどの高さから海面に飛び込みます。洞窟状になった地形には3つの穴が開いていて、そこから外洋に出られるのです。エントリーすると、まずは小型のホワイトチップシャークが迎えてくれました。青い光の揺れる幻想的な洞窟から外洋に向かうところで、ガラスハゼ(画像上)がサンゴに擬態するようにしています。残念ながら、ピントが合っていませんね…

イメージ 1

こちらはクマノミです。この角度で止まってくれるのは珍しいので、僕にとっては貴重な一枚でした。外洋のドロップオフにはニセタカサゴの群れ、オキフエダイやヒメフエダイなどが見られました。しかし、ここの見所はやはり差し込む太陽光です。洞窟に戻ってくると、ちょうど太陽の角度で光のカーテンができていました。これを見られる季節は限られているので、こんな穏やかな海況で堪能できたことはラッキーでしたね。

イメージ 3

エキジットしようとすると、BCが不調でエアが抜けてしまいます。苦労しながらどうにかロープにつかまり、勢いをつけて岩の上に飛び乗りました。そして117段の階段を登るわけですが、さすがに足がつってしまい、かなりきつかったです。