【伊豆ダイビング】川奈ビーチでイカ三昧

年末年始のプーケット以来、実に半年ぶりのダイビングになりました。東伊豆・川奈の海は一見穏やかなのですが、現地ガイドも驚くくらいの流れがあって苦労しました。今日の目玉はアオリイカの産卵です。

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#1: 川奈ビーチ / 水温22℃ 透明度3m 最大深度12.6m 潜水時間60分

またしてもスムースに潜降できず、ガイドのウェイトをもらってどうにか降下。いきなり岩にへばりついたアオウミウシが迎えてくれました。透明度がまったく上がらず、バディから少し離れただけでもう居場所がわからなくなるような状況。ただ、そのせいでかえって自動設定のフラッシュが点き、思ったよりもきれいな画像が撮れました。

近くには巨大なミヤコウミウシもいましたよ。ルリスズメダイの青色は、久しぶりに見ると懐かしくなるような鮮烈な色彩です。

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ダイビングショップ関係者が石や海藻などを配置した「俺たちの漁礁」をチェックし、アオリイカの産卵礁方面へ。途中でコウイカの卵を見かけたのですが、そこから少し離れたところにその卵を産んだ本人らしい体長30cmクラスの大物コウイカが姿を現しました。コウイカはとろんとした感じの目が印象的ですね。川奈では、かなりレアな存在のようです。

このあたりではイソギンチャクカクレエビミノカサゴハコフグなども見ることができました。

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この画像はアオリイカの卵なのですが、成体のアオリイカにはお目にかかれません。そして伊豆海ダイビングリゾートのガイド泉さんが「ごめ~ん、アオリイカ来ていませんでした」とスレートに書き込み、エキジットポイントに向けて帰路についたのですが、途中で濁った海の中を泳ぐアオリイカが忽然と登場。全部で8個体くらいはいたかもしれません。濁っていて遠かったので画像はありませんが、コウイカアオリイカに食べてもないのにお腹一杯な一本でした。

最後のアオリイカ登場のハプニングで潜水時間も長くなり、僕にとってはたぶん初めてとなる60分を記録しました。流れもあったので、さすがに疲れました!