【海外ドラマ】「フリンジ」の現実味

見たかったDVDながら、しばらくTSUTAYAでは貸し出し中が続いていて、なかなか借りることができなかった「フリンジ」。ようやく借りられる状況になってきました。このドラマは、「LOST」や「スター・トレック」のJ.J.エイブラムスが製作総指揮を務めていて、かなり予算をかけていることがわかる凝った作りになっています。
 
科学がべースになっていて、しかもそれが「周辺的=フリンジ」な科学なのです。テレポーテーションや死者蘇生、サイコキネシスといった超現実の世界を描いていますが、それを信じることができるくらいの現実感があります。第1話は拡大版で、大西洋上空を飛ぶ旅客機の乗客と乗員全員が死亡し、それにからむ化学薬品の爆発に巻き込まれる捜査官のストーリーが複雑に描かれます。
 
主人公でもある科学者親子や女性捜査官のキャラクターも立っていて、興味をそそられます。ただ、最初のインパクトが強すぎるためか、徐々に話の展開がわかりにくくなっていくあたりが難点ですね。連続ドラマにはありがちなことではありますが…