【プーケット】ボン島ダイビング

さて、ダイビング2日目となる今日は、シミラン諸島の北東に位置するボン島(コ・ボン)に日帰りで遠征してきました。昨日と同じマリンクエストダイバーズを利用しましたが、South Siam Divingという会社が主催のようです。車でプーケット島から橋を渡ってマレー半島を1時間半北上し、タプラム港からぎゅうぎゅう詰めのスピードボートで1時間ちょっと。ボン島沖に停泊している母船からダイビングです。

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#1: ボン島ウェストリッジ / 水温30℃ 透明度10m 最大深度23.2m 潜水時間47分

ここはマンタが出るかもしれないというポイントですが、マンタは今年は十分見ているので、マクロや群れに期待していました。するといきなりキンセンフエダイの大群(画像)がお出ましです! インド洋固有種のスカンクアネモネフィッシュやオーロラパートナーゴビーも登場しました。オーロラ君はハゼの仲間なので、残念ながら一瞬で穴に入り込んでしまいました…

今回は20m超えの深場だったのですが、「息をすするように吸う」というエアを持たせる極意が少しわかったような気がします。思ったよりもエアが持ってくれて、安心しました。

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#2: ボン島ウェストリッジ / 水温30℃ 透明度15m 最大深度25.1m 潜水時間49分

1本目の終盤、根を越える辺りで強烈なカレントを受けたので、2本目は反対側からエントリーします。透明度もやや上がり、気持ちのよいドリフトの中、さまざまな群れが乱舞してくれました。イエローバックフュージラーの群れ(画像上)が川のように流れ、それがタカサゴの群れと交錯したり。サンゴの根の影に小さい魚が驚くほどついていたり(画像下)。

群れに興奮する僕としては、これだけでもう上機嫌だったのですが、固体のペアでも面白いものがいろいろと見られたのです。

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まずはこれも固有種のコラーレバタフライフィッシュ(画像上)で、チョウチョウウオとユウゼンのハイブリッドのような姿をしています。そしてミノカサゴ(画像下)が2固体ペアで泳いでいるのは、あまり見ることがないように思います。さらには、終盤にナポレオンフィッシュも登場! 残念ながら、ちょっとボケた画像になってしまいましたが、このときは皆が一気に寄っていきました。

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アンダマン海、結構奥深いですね。シミランはアクセスが大変だけど、これなら何度でも来る価値がありそうです。