【bjリーグ】東京アパッチ、ファイナル4へ

bjリーグイースタン・カンファレンスは、レギュラーシーズン1位通過の浜松が新潟相手に初戦を落としたものの、3試合目を物にしてファイナル4へ駒を進めました。さて、2位通過の東京アパッチは仙台を有明に迎えてのセミファイナルです。

初戦を勝っている東京ではありますが、今年は安定した強さが見られないだけに不安なスタート。1Qで30-23とリードするも、1Q終盤からスターターを休ませると一気に仙台に詰め寄られます。序盤は城宝の独り舞台の様相を呈していましたが、青木とヘリコが不発で流れをつかめません。徐々にロースコアな展開になる中、両チームともオフェンスの歯車が噛みあわず、リバウンドの取り合いになりました。

残り3分41秒、仙台がジョシュ・ペッパーズのショットで逆転してからは、ずっと1点差の攻防が続きます。東京は青木が1&1を外して突き放すチャンスを失って万事休すかと思われましたが、ここからジョシュ・ペッパーズが2本のショットを外してタイムアップです。最後は守備で勝ち切るという、東京アパッチらしからぬ勝ち方でした。

これで来週は、苦手浜松に挑むことになった東京アパッチ。なんとかロースコアな展開に持ち込むためには、ダレンや岩佐の使い方がカギになりそうです。