【bjリーグ】開幕・大阪順当勝ち

いよいよバスケのシーズン到来です。NBAも現地時間30日(日本時間は明朝)に開幕を迎えますが、日本のプロバスケbjリーグも今日から3年目のシーズンがスタートです。今年は開幕戦を分散させたので、昨年までの2年連続王者・大阪エヴェッサと新規参入のライジング福岡のカードで戦いが始まりました。このカードをBSフジで生放送してくれたことも、大きな進歩ですね。

さてこの一戦、前半は大阪が十分に集中できていない様子で、2Qを終わって38-37と大阪がわずか1点のリードしか奪えません。福岡はジョシュ・ペッパーズが活躍し、日本人選手も資金難で解散したレッドファルコンズからの残党・川面や東京アパッチから移籍した仲西が光るプレーを見せます。仲西は東京時代は無理にでも自分が打ってしまう癖がありましたが、この日は回りを活かそうという意識が見て取れ、成長を感じさせてくれました。

しかし、さすがに大阪は、後半に入るときっちり立て直してきます。ドラフトで獲得した仲村(東京が指名したが、すぐに城宝とトレード)が17点を挙げます。昨年の大黒柱であったデイビッド・パルマーを放出したものの、大分から獲得したマイキー・マーシャルがすでにチームにフィットしており、後半だけなら53-34と圧倒的な強さを見せました。

とは言え、福岡もなかなかよいチームに仕上がっており、214cmのドンゴ・ヌジャイや日本人でも千々岩など、注目選手も多いです。土曜日に埼玉ブロンコス戦で開幕する東京アパッチも、決して油断はできませんね。