【実践の英語】日本企業でも英語

12年ぶりに外資系企業から日本企業に復帰した僕ですが、外資で使っていた英単語が意外にも日本企業でも頻繁に使われることに驚いています。例えば"evidence"は日本語でいえば「証憑」ですが、要は請求書や領収証などの「経費を使ったことの証明」や収入証明のような「家族を扶養していることの証明」になるものです。「エビデンスを取った上で手当を支給する」というような使い方ですね。

他にも"fix"も日常的に使います。これは予定を確定させるときに使います。「じゃ、そのミーティングは月曜日でフィックスね」とか「早く日にちをフィックスさせないと、会場が押さえられない」という感じです。「同意する」「自分もそう思う」という時に使うのは"agree"。「それは僕もアグリーだけどさ」と言われても、"ugly(醜い)"のことではないですよ…

略語では、以前勤務していた外資では「目標管理」と呼んでいた人事考課の制度も、なぜか今の日本企業では「MBO」です。これは"Managemant By Objectives"の略なのです。これらはもちろん会社によって異なるのでしょうが、資本に関わらず会社のカルチャーなのでしょうね。