【実践の英語】意外に使うalternate

一言メッセージにあるように外資系企業から日本企業に転職してしまったので、「外資の英語」の書庫を「実践の英語」にリニューアルします。もともと「空港の英語」などの番外編もあったので、少し幅を広げてみますね。

さて、今回の単語は"alternate"です。「代替案」とか「代わりの」という意味で、派生形の"alternative"を名詞で使うと「選択肢」という意味合いになります。英語では結構頻繁に用いられるのに、日本でのこの単語の認知度は不当に低い気がします。例えばパソコンのキーボードにある「Alt(オルト)キー」も"alternate key"の略で、「代わりの機能を使うため」のキーですよね。

アイスホッケーでは選手のユニフォームに「C」とか「A」と書かれている選手がおり、「C」はもちろん"captain"ですが、「A」は"alternate captain"です。"assistant captain"という言い方もするので間違いではないですが、英語的には"alternate~"の方が自然な用法らしいですよ。アイスホッケーは試合中の選手の入替が激しいので、常にキャプテンが出場しているわけではありません。そのための「代替キャプテン」という位置づけなのです。