【アメリカ】未成年締め出すショッピングセンター

アメリカのニュースサイトでちょっと変わった記事を見つけたので、ご紹介しようと思います。クリーブランドのショッピングモール「タワー・シティ・センター」では、午後2時半以降に大人同伴でない18歳未満の若者の立ち入りを禁止するというのです(あくまで「午後」2時半で、午前ではありません)。アメリカ国内のショッピングモールでは、騒々しく無軌道なティーンエイジャーが実際にお金を使ってくれるお客さんの迷惑になっていることに悩まされていて、ここまで極端な規制は珍しいものの、週末や午後6時以降を立ち入り禁止にしているところは多くあるようです。

日本ではここまではっきりとした規制に踏み込む企業はないように思いますし、アメリカでも当然ながら人権団体などからの反対意見もあるとのこと。ただ、アメリカのショッピングセンターはたいてい郊外にあると思うので、車がないとアクセスは難しそう。となると、青春映画のようにキャデラックに何人も高校生が乗り込んで出掛けたりするのでしょうか。

ショッピングセンターも企業なので、お金を落としてくれる顧客に快適な買い物をしてもらおうとするのは当然のこと。このような施策の裏には、例えばファストフードやCDショップのように多少なりとも彼らを見込んだビジネスをしているようなショップもあるはずなので、それらを見捨ててもメリットの方が大きいと考えているんでしょうね。しかしながら、一方で行き場を失った若者のことは行政としても考えておかないと、より大きな問題を引き起こすことになりかねません。

http://www.msnbc.msn.com/id/21582725/