【ダイビング】慶良間が規制へ

今朝のニュースで、沖縄の慶良間諸島でサンゴの保護のためにダイバーの立ち入り規制をするという方針が伝えられました。僕も2回ほど、慶良間でダイビングをしに行きましたが、ここのサンゴ礁は世界に誇れるくらい素晴らしいものなので、保護する必要性は強く感じます。オニヒトデや白化現象での被害も進んでいるようなので、なんとか残していきたいですね。

その意味で、初心者ダイバーがサンゴを傷つけたり、ボートの排水などが環境に悪影響を与えているという事実は否定できません。素晴らしい海を楽しみたいダイバーは多いけれど、マレーシアのダイビングサイトなどではすでに実施されている立ち入り規制もやむを得ないところでしょう。

ただ、純粋にそれが環境対策なのかどうか、少しだけ気になります。慶良間でダイビングをするには、慶良間に宿泊して現地のダイビングショップを利用するという選択肢の他に、那覇から出る日帰りボートもあります。現時点の情報では詳しいことはわかりませんが、今回の規制が地元振興のために那覇からのボートを排除しようというものでないことを祈りたいです。

そして仮に慶良間だけが規制すれば、今度はチービシやルカン、渡名喜島などが大混雑になってしまうだけでしょう。あまり拙速に決めるのではなく、じっくりと検討して結論を出して欲しいと思っています。