【ワールドシリーズ】ボストン制覇おめでとう

今年のワールドシリーズは、ボストン・レッドソックスコロラド・ロッキーズをスウィープして栄冠を勝ち取りました。昨日、今日と岡島は連続で救援に失敗してしまったし、松坂もレギュラーシーズンから通して決してエクセレントな出来ではなかったですね。それでも、ボストンがチャンピオンになったという事実に対して、このふたりの日本時選手の貢献は大きかったと思います。

松坂に対してボストン・グローブやUSAトゥデイといったメディアは、「1億ドルの投資は失敗」という評価を下したと報じられています。しかし、この1億ドルを松坂に使わなかったら、おそらくボストンは優勝できなかったでしょう。レギュラーシーズン15勝という数字ですが、彼の登板した試合に打線の援護が乏しかったことを考えれば、この勝ち星15を他の投手で埋め合わせることは難しかったでしょう。そして岡島のセットアッパーというよりは、パぺルボンとのダブルストッパーとも言うべき活躍は、フェンウェイパークのファンの記憶にも十分残ったはずです。

ボストンにとって、松坂か岡島のどちらか1人でも欠けていたとしたら、このような歓喜を味わうことはなかったと言ってよいと思います。今季はウェイクフィールドとシリングの40代コンビが活躍したことを考えても、(当然補強はあるでしょうが)来季に松坂が受けるチームの期待はさらに上昇するでしょう。日本の野球ファンとしても、松坂が野茂のようにさらに記憶に残る活躍をしてくれることを期待します!