【アイスホッケー】シーズン終盤の戦い

アジアリーグは、今日セミファイナル第3戦の真っ最中です。土日の連戦で西武がバックスを、クレインズカンウォンランド(韓国)を順当に叩いて王手をかけ、ともに今日ホームでのファイナル進出を目指しています。先ほどリーグのオフィシャルサイトでチェックしたところ、西武は2P10分まで3-1でリードし、クレインズは5-3で今しがたゲームが終わった模様です。

これでファイナルの顔合わせは、3年連続でクレインズ-西武になりましたね。過去2シーズンはリーグ戦を制したクレインズが短期決戦に強い西武(コクド)に敗退しているので、なんとか雪辱を果たしたいところでしょう。チーム力の安定と言う意味ではクレインズに分があるし、今季の西武はいまいち爆発力が鳴りを潜めているんですよね… 負傷明けの「暴れん坊将軍」パーピックが、どこまでコンディションが戻っているかがカギになりそうです。

さて、一方NHLの舞台に足跡を残した福藤豊ですが、ECHLのレディング・ロイヤルズに落とされはしましたが、結果を残しているようです。だけど、相変わらずひどいのは日本のマスコミ! 現地4日のゲームでは福藤が先発フル出場を果たし、2-2で突入したシュートアウトでは2人を止めて勝利に貢献したんです。ところが日刊スポーツでは「延長戦を通じて2失点のみに抑えた。シュートアウトでも相手チームの5本のうち4本を止めた」と伝えているのはいいけど、シュートアウトの意味やその結果として「1点」が加算されて3-2で勝ったことの説明がまったくない! 北米ホッケーの情報自体が少ないのに、そんな勝負の綾を伝えようとせず、ただセーブの数だけを報道して「スポーツ紙」を名乗って欲しくないです。