【アジアリーグ】バックス-王子/西武-クレインズ

新横浜スケートセンターで開催されたアイスホッケー・アジアリーグの集結シリーズを観戦したきました。昨日もかなりの動員があったようなので覚悟はしていましたが、案の定立ち見で、しかもバックス-王子戦は立ち見の2列目という非常に見難い位置でした。

この試合、ショッツ・オン・ゴールは圧倒的に王子優位なのですが、試合展開を見ている限りはバックスが優勢に見えました。どちらもプレーの連続性がいまひとつで、バックスはパックキープはできるものの攻めに迫力を欠き、王子は単発の攻撃に終始します。1ピリから荒れ気味の展開で、王子はエンディコットがゲームミスコンダクトペナルティと、試合半ばで姿を消してしまったのが響いたかもしれません。

そんな中、ヤフーブログの仲間であるバックスの瀬高選手も登場し、長めのパスを正確に通してチャンスを演出していました。ゲームはバックスのゴーリー橋本も攻守が光り、終始リードを奪う展開でした。終わってみれば4-2と、スタンドの多数派だったバックスファンから惜しみない拍手が贈られました。

さて、僕としてはメインイベントのSEIBUプリンスラビッツ日本製紙クレインズの一戦は、序盤は西武優位で展開します。1ピリ13分にユールの逆サイドからの速いパスを、小原がうまく流し込んで先制。2ピリに入っても小原の2点目と藤田が追加点を挙げて、クレインズを突き放します。しかし、ここでクレインズがパワープレイから、キャプテン伊藤賢吾が技ありのコントロールショットで名手・菊地の肩口を抜いて反撃開始。3ピリ開始早々には、ゴール前の混戦から飯塚が押し込んで1点差に迫ります。

さらに1点ずつを取り合った後、西武・鈴木が無理やり押し込んで突き放し、最後はエンプティネットに今が正確なショットを叩き込んで勝負を決めました。クレインズゴーリーを2ピリ頭にマクレナンから石川に代えましたが、石川には荷が重かったようにも見えました。また、この試合も第1試合同様に荒れた内容となり、クレインズは終盤に伊藤賢吾とジョエル・ディックがミスコンダクトと反撃ムードに水を差した形になってしまいました。

それにしても、立ち見で2試合はきつかったです… 第2試合の観戦はあきらめようかとも思ったのですが、ちょうど前の手すりのポジションが空いたので、無理してしまいました。