【映画】クイーンは4月公開

この作品は、アムステルダムに向かうKLMオランダ航空の機内で見ました。予備知識をまるで持たずに見たけど、内容はダイアナ妃の事故に際して揺れる英国王室の思いを描いたドラマなので、バックグラウンドがわかりやすいです。昨日発表されたゴールデングローブ賞では、主演女優賞と脚本賞を受賞しています。

主演のヘレン・ミレンは見かけからして、まさにエリザベス女王そのものという雰囲気です。そして夫君のエジンバラ公を演じるジェームズ・クロムウェルも、実物かと見紛うほど。首相トニー・ブレア役はマイケル・シーンですが、これはいまいち感じが違います。子どもっぽいお茶目な表情は似ていなくもないけど、首相っていう器には見えないんですよね。

ダイアナの死を黙殺しようとする王室に、国民の声を代弁してブレア首相が説得に当たるという展開なのですが、王室の威厳や緊張感がうまく描かれていて、興味を持って見られます。ところどころに挿入されるドキュメンタリー映像とあいまって、どこまでが真実でどこからがフィクションなのか、よくわからなくなってしまいますけどね。なお、日本公開はゴールデンウィークです。

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