【C大阪-大分】サイドは封印

今日は前半20分過ぎからのインターネット観戦でしたが、好調のまま中断期間を迎えてしまった大分の熟成ぶりに、思わず顔がほころんだ。大分はサイドを基点にした攻撃、特に左の根本からというパターンが定番だったが、このゲームはボランチから縦に飛び出す松橋と梅崎を狙う戦術が徹底されていた。

守備陣は無失点に抑えたとはいえ、やや落ち着かないところがあった。福元と上本がもう少し安定してこないと、浦和のような破壊力のあるチームには通用しないだろう。

<GK>西川:6(DFとの連携はもう一歩)
<DF>深谷:6.5(大久保に仕事させず)、福元:5.5(もう少し飛び込みをがまんしてほしい)、上本:6(ゆさぶりに弱さも)
<MF>高橋:6(もっと攻めてよい)、トゥーリオ:6.5(ポジショニングよく、効いていた)、エジミウソン:7(ミドルにも威力)、根本:6(引き気味にバランス取る)、梅崎:7.5(あのゴールは素晴らしい)
<FW>高松:6.5(ポストに磨きかかる)、松橋:7.5(縦を狙う動きは絶妙)
<SUB>山崎:5.5(見せ場なし)、内村:5.5(アピールできず)、西山:6.5(短いプレーながら読みで貢献)
※下川、柴小屋、梅田、ラファエルは出場せず
<監督>シャムスカ:7.5(さらに一段チームを成長させた)

セレッソは、全般的にまったく物足りないプレー。よい選手がいる割には、チームとして目指す形が徹底されていないように見える。そこが、大分との決定的な違いである。