【bjドラフト】東京は指名せず

本日行われたbjリーグ2年目のシーズンに向けたドラフト(新人選択)とエクスパンジョン・ドラフト(新加入の富山・高松に既存選手を配分するもの)が行われました。結果はちょっと予想に反するもので、驚いています。

まず、エクスパンジョンでは、富山も高松もひとりの選手も指名しませんでした。つまりは、既存6チームがプロテクトしなかった選手に、獲得する価値を見出さなかったということですね。ただもちろん、現在所属するチームに優先交渉権が残っただけなので、これから契約することはあり得ます。

そしてドラフトでは、東京、埼玉、大分の3チームが指名を行いませんでした。東京はもともとヘッドコーチのジョー・ブライアントが「全員残せ」と言ったらしいので驚きはしませんでしたが、下位2チームも指名なしとは… 考えようによっては、これらのチームは当初から複数年かけたチーム作りをしているから、初年度の順位には必ずしも固執しないとも言えます。順位が低かったから、開き直ってそう見せかけている可能性もありますが。

富山と高松は、JBLからの移籍と大学卒の選手を中心にそろえました。何となくJBL的なチーム作りのようにも見えますが、bj初年度に見たようなエンタテイメント性という部分との相性はどうなのか、気になるところです。