【DVD】チャーリーとチョコレート工場の秘密

この作品については、見た人の評価がとても高かったから早く見たかったんだけど、レンタルの人気も高くてやっと見ることができました。ストーリーは、板チョコのパッケージの中にゴールドチケットが入っていた5人の子どもだけがウォンカさんのチョコレート工場に招待されるというもの。工場見学ツアーの中で結果的に子どもたちの発想と行動が試され、お楽しみ(?)の特別賞の受賞者が決まります。

テーマは「大事なものは何かを探す」だと言えば、いかにも予定調和的で子どもっぽく聞こえるけど、決してそんなことはありません。幼少時の記憶のフラッシュバックを絡める手法で、ウォンカの深層心理を描くことでストーリーに深みを持たせています。それより、大人でも楽しめるエンタテイメントに仕上がっているのは、やはりジョニー・デップの怪演によるでしょう。それほど予算をかけているわけではないだろうに、チープな印象にもなっていないんです。

ティム・バートン監督の作品としては、コープスブライドももうすぐ発売されるので、こちらも楽しみですね。ティム・バートンらしさは、きっとこちらの方が出ているような気がするから。