【トリノ】スウェーデン金メダル!

トリノオリンピックの最終種目、男子アイスホッケーの決勝はスウェーデンフィンランドの北欧対決。攻撃力が魅力でどこからでも点が取れるスウェーデンと、ゴーリーのニーティマキが絶好調でチーム戦術が浸透しているフィンランドという特徴の異なるチームの対決で、おもしろいカードになりました。早々にレーティネンのゴールでフィンランドが先制するも、2ピリにゼッターバーグとクロンウォルのゴールでスウェーデンがひっくり返す。すると今度は、フィンランドのペルトネンが逆サイドに決めて同点。スウェーデンは攻めだけに走らず、フィンランドの戦術を意識してかなり抑えたプレーを見せていました。

3ピリ開始10秒の4on4で、リドストロームが勝ち越しゴール。2ピリの終盤くらいから、フィンランドはゲームプラン通りにいかないことで、スウェーデンに対する苦手意識も顔を出し始めたような気がします。スウェーデンゴーリー・ランドクビストも、終盤だんだん当たりはじめてきました。最後は残り90秒から2回ニーティマキを上げて勝負に出るフィンランド。しかし、そのまま3-2で試合終了です。

決勝までを見据えて、ピークを合わせてきたスウェーデンの戦術の勝利でしょうね。フィンランドも予選リーグから素晴らしいゲームを見せてくれましたが、やはり地力の差でしょうか。おめでとう、スウェーデン